新型コロナウィルス「第11波」変異株KP/3が主流、夏に感染拡大?

夏と冬に大流行を繰り返してきた新型コロナウィルス。人の往来が増える夏本番前に昨年から今冬の第10波に続く第11波が始まり、新たな変異株「KP/3」が世界的に感染の主流への置き換わっている。(2024/7/20 産経新聞抜粋


【感染力の強いKP・3が世界的に流行】

KP・3はオミクロン株の変異株「JN・1」の派生ウィルス。東大の研究チームはKP・3はJN・1に比べて感染力はやや強いとするデータを発表している。

東京医科大の浜田篤郎客員教授は「KP・3はコロナへの感染やワクチンで獲得した免疫を回避しやすい特徴があるが、重症化など大きな変化はみられない。」「高齢者の入院者が増えており、高齢者はKP・3でもある程度重症化することがわかる。特に高齢者は十分な対策をとり、感染が疑われる場合にはすぐ医療機関に行く必要がある」また、都道府県別でも、九州地方での感染の広がりが目立ち、「梅雨が早く明けたことも関係している可能性がある」とし、、お盆にかけて梅雨が明けた地域で感染が広がる可能性を指摘してる。その原因としては、、「新型コロナが5類に移行したこと、治療費の公費負担の支援が終了したこと、患者の経済的負担、受診控えなどの影響があるのではないか」と話している。

 

 

政府にコロナ対策を助言してきた尾身氏は、今までのコロナ流行のパターンとして、九州地方から北へ流行してくるという傾向があると言っている。

(2024/7/17東京新聞抜粋)

 


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